「グレタさんて、なんでストライキしてるの？」
「グレタさんは、サミットで何を話したの？」
今日はこんな疑問を抱いてる方に向けて、グレタさんについてまとめてみました。
この記事を読むことで、なぜグレタさんが声を挙げているのか分かるようになり、そして皆さんも気候問題に関心をもってもらえたらと思います！
グレタ・トゥーンベリってどんな人？？？
生年月日：2003年1月3日
年齢：18歳
出生地：スウェーデン ストックホルム
主に地球温暖化への弊害を訴える、環境活動家です。
2,019年には国際女性デーを記念して、「スウェーデンで最も重要な女性」に選べれ手います。
気候変動に対する意思表明として、ストライキを実施。
その後多くの若者を巻き込むムーブメントを起こしました。
グレタさんは今までに何をしてきた人？
ストライキ
2018年8月、15歳の時に「気候変動の為の学校ストライキ」という看板と共に、毎週金曜日に学校に行かず、スウェーデン議会の前で呼びかけを行い始めました。
このストライキ運動が話題を呼び、世界中にその名を知らしめるきっかけとなりました。
このストライキは次第に同世代の若者を中心に大きなムーブメントとなり、世界中で毎週ストライキが行われるようになりました。
後に、「Fridays for future」という気候変動学校ストライキ運動が組織されました。
ヨットで大西洋横断
2019年、アメリカニューヨークで開催される「気候変動サミット」に参加するために、環境汚染に繋がらないヨットで大西洋を2週間かけて横断しました。
理由は飛行機は大量の二酸化炭素を排出するためです。
サミットには参加したいが、環境への負荷が大きい飛行機を利用したくないので、多くの手段を模索し続けた結果、ヨットでの横断に至りました。
サミットでの演説
2019年ニューヨークで開かれた気候変動サミットにて演説行い、大きな反響を呼びました。
メッセージを要約すると、
「あなたたち大人は、私たち子供の将来を奪っている。
人々は苦しみ、人々は死んでいる。多くの生態系が破壊され、大量絶滅の始まりに立たされている。にもかかわらず、耳に入ってくるのはお金や経済発展が続くというおとぎ話ばかり。よくそんなことが言えますね！」
感情のこもった訴えは、多くの人の心に響いたことかと思います。
しかしその一方で、あまりにも極端な主張であると、大人たちから咎めれる声も少なくありませんでした。
トランプ大統領との衝突
サミットにてトランプ大統領とすれ違ったグレタさんは、パリ協定離脱など、環境活動に積極的な姿勢ではないトランプ大統領に対し、にらみつける様子が見られました。
それに対しトランプ大統領は「彼女はとても幸せな少女に見える、明るく素晴らしい未来を心待ちにしているようだ。みていてなんと気持ちのいい！」とツイッターで投稿しました。
グレタさんは自身のツイッターのプロフィールを「明るく素晴らしい未来を心待ちにしている少女」と皮肉なお返しをしました。
なぜ？きっかけは？
多くの活動を通して気候変動を訴えている、グレタさんですがきっかけは何だったのでしょうか。
それは2011年に気候変動について初めて知る事から始まります。
そしてそれと同時に、ここまで問題になっている気候変動に対し、なにも対策がされていないことに絶望し無気力に陥りました。
後にアスペルガー症候群、強迫性障害、選択的無言症と診断されました。
その後、グレタさんは両親に飛行機を使わないように説得することからはじめ、菜食主義者にもなりました。
この時の両親の最終的な反応や変化から、人々に変化をもたらすことが出来るという、希望と信念を与えたと信じていると述べています。」
つまり、気候変動について何も知らなかったグレタさんは、その真実を知り、解決するために行動しているということです。彼女は特別な素質をもったなにかではなく、問題に対し素直に行動している人だということが分かりました。
グレタさんの現在の活動は？？？
現在もストライキ活動は継続中です。なんと１４３週目。。。
他にも多くの若者と共に、気候変動を訴える活動を行いその様子をSNSにて公開しています。
（Instagram@gretathunberg より）
まとめ
最後にグレタさんがなぜ気候変動に対し、ストライキなどといった多くの活動をしているのかもう一度お伝えします。
「気候変動によって地球は今、危険な状況に立たされている。にもかかわらず、大人たちが声にしているのは、お金や経済の話ばかりだ。大人たちは私たち若者の世界を奪っている」
これがメッセージです。
そしてもう一度思い出してください。グレタさんが、気候変動に対して問題意識を持った時なにから始めたか。
そうです。家族への呼びかけです。
これなら私にできる。そう思いました。
このブログを読んでくださった皆さんも、同じことを思っていてほしいです。
未来を変えられるのは、今を生きている人たちです。
その皆さんの初めの一歩を後押しできればと、最後にグレタさんのこの言葉をお届けして終わります。
「We will be watching you. If you choose to fail us, I say we will never forgive you.（私たち（若者）は、あなたたち（大人）を見ている。もし、あなたたちが私たちを裏切るのであれば、私たちは一生許さない）」
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